ILO通信 No.13(2002年3月20日発行)

2002-03-20

**ILO通信 No.13(2002年3月20日発行) [#ge0300c2]
***ILO通信発行1周年記念号 [#r4ff26db]
早いものでILO通信を最初に発行してからちょうど1年が経ちました。昨年3月、まだ姿も形もなかったILOのことを、それでもみなさんに知ってもらいたくて、夢や希望を並べました。

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IBPC2001、将来探索の旅、シンポジウムへの参加など、少しずつ実績を重ね、気付いたら季節は再び春。まだよちよち歩きのILOですが、「いわきを楽しく豊かに」を合い言葉に、これからもIBPC2002など様々な事に取り組みます。暖かく見守ってください。
***「将来探索の旅」へ”いってきま〜す!” [#gea925eb]
カリフォルニア州・サンフランシスコを中心に海外研修プログラム!
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(いわき市明日をつくる人づくり補助事業)

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先般お知らせいたしました、ILOが企画した「いわきの子供たち:将来探索の旅」には予想以上に多くのお問い合わせがありました。中には「行きたいけど学校の補習授業と重なっていて・・・残念です。」と言う方もいらっしゃいましたが、最終的に9名の方々からの申し込みをいただきました。

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市内中・高校生を中心に、好奇心旺盛で元気な参加者が集まったようです。3月23日の出発を前に、各研修先の受け入れ体制も準備万端。

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” California – Here we go!!”
今回の滞在地、サンフランシスコでの様々な体験や、地元の学生たちとの交流の中から、参加者ひとりひとりが自分の未来づくりに役立つ考え方や意見を、たくさん見つけて持ち帰ってほしいと願っています。

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主な訪問・研修先を挙げてみましょう。
-サンフランシスコ市の中学生との交歓会
-フレズノ地区・セルマ高校での授業参観・交歓会
-フレズノ地区の農場・果樹園訪問
-サンフランシスコ市内の銀行・ユニオンバンクでの「わかりやすい経済セミナー」
-スタンフォード地区のIT企業・KLA-Tencor社訪問

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この他にも、全米科学博物館の中でもトップクラスのExplorationで科学実験の体験をしたり、市内観光も自分達でケーブルカーを乗り継いでの名所めぐりもします。

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「自分達でできること」は何でもやってみようというのが今回の目標。みんな、片言の英語でもいいからガンバレ!!その応援をしてくれるのは地元中学生。2名が交替でILOのグループに参加します。彼らも日本に興味があり、いわきの子供たちとの話を今から楽しみにしているようです。グループの奮闘ぶりはILOのホームページでも紹介する予定です。

***IBPC2002に向けて [#je5fde8f]
昨年、いわき市初のビジネスプランコンテスト「IBPC2001」というイベントを開催しました。2002年もさらにパワーアップして開催することをみなさんにお約束しましたが、今日は、「なぜ、今、ビジネスプランコンテストなのか?」について、このイベントへの思いをお話したいと思います。

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アメリカでは不景気の底を脱出して、経済は回復傾向にあるといいます。日本ではどうでしょうか?福島県の高卒の就職率は60%を割っていると聞きます。大手企業では雇用を確保するためにワークシェアリングの導入を検討しているほどで、とても採用の増大は期待できません。

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せっかく学校を卒業しても、地元には就職できる企業がないのです。また、いわきでは老舗が次々と姿を消し、活気がありません。

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いわきという地域社会が再び活力を取り戻すためには何が必要なのでしょうか?このひとつの答えが、リスクに果敢に挑戦する精神を持ち、新産業・新事業を生み出す起業家を多く輩出することなのです。

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起業家を支援する事が、ILOのミッションのひとつです。しかし、いわきには支援したくても起業家そのものが少ないのです。まずは、アントレプレナーシップ(起業家精神)を育成する事から始めなければいけないというのがIBPC2001から学んだことです。

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これを踏まえて、今年は単にプランを発表するだけではなく、応募者が潜在的に持っているアントレプレナーシップを奮い立たせるような部分に重点を置いたコンテストの仕組みを考えております。

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東京商工会議所では、起業家育成に大変力を入れていて、1万人の起業家育成が目標だと聞きました。起業家がそれだけ育てば、日本は変わります。人口比率からいえば、36万人のいわき市なら360人。

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あなたも360人のうちの一人になりませんか?そして一緒にいわき市を変えていきましょう。IBPC2002に乞ご期待!
***いわきSOHOルームを提供します!! [#of5034c6]
SOHOやベンチャーの困りごとの一つが、事務所の確保。独立した事務所でバリバリ仕事をやりたくても、家賃が高い、インターネットの環境が整わない、何よりもサポートが不十分というのが現実です。やむを得ず自宅の一室を事務所にしている人も多いはず。

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ILOでは、このような要望に応えるために「いわきSOHOルーム(ISR)」を用意しています。約13?個室(簡易間仕切りではありません!)。常時接続のインターネット環境。共有スペースとして会議室・調理室があります。電気なども独立しています。付帯サービスとして、郵便・宅急便などの取り次ぎ、コピーサービス、土曜日の午後を利用した創業・事業運営相談会なども実施しています。

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いわきSOHOルーム(ISR)を活用して、SOHO・ベンチャー事業を開花させませんか。

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お問い合せは、ILO事務局まで。
>Tel:0246-46-2720 Fax:0246-46-2721
>E-mail: info@iwaki-liaison.co.jp
>お申し込みいただけば見学も可能です。

***連載 起業Q&A(No.5) [#r5bdbe02]
>”Q:SOHOでも屋号を名乗った方が良いのですか?また正式に届け出るのにはどのような手続きが必要でしょうか?”

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>A:法人組織の場合、会社名が登記要件になっているため、会社名をそのまま屋号としているケースが多いようですが、登記のいらないSOHOのような個人企業の場合、屋号がなくても構いません。

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>しかし、屋号を名乗っていないと不利・不都合な点がいくつもあるため、事業のスムーズな遂行のためにも屋号を名乗ることをお勧めします。

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>また、届出は業種ごとに異なりますが、官公庁や同業者団体、税務署等に対してキチンと行うことが大切です。
RIGHT:(猪狩哲也 税理士事務所)

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※ ILOのホームページに、さらに詳しい解説がありますのでぜひご覧ください。

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