いわき復興型インターンシップ

概要

1. 概要
社会的企業人材創出事業、インターンシップ事業「いわき復興型インターンシップ」は、復興支援型地域社会雇用創造事業に基づき内閣府より補助を受けて実施されます。
 
【事業の背景】
我々を取り巻く状況は、人口の減少。少子高齢化、循環型社会への対応など長期的な課題に加え、いわき市では東日本大震災によるさまざまな地域の課題を抱えている。津波の被害による沿岸地域の暮らしや仕事はいまだ復旧しておらず、港湾設備なども大きな被害により機能を回復していない。原発の影響でいわき市外へ避難や移住する人が多数おり、一方で警戒区域からの避難者は2万人を超え、一時的な避難から定住に向けた支援なども必要となっている。また、原発の放射能により、漁業は再開のめどがたっておらず、農業は摂取や出荷の制限が多くの作物にかけられている。加えて、風評被害により市場や取引先から受け入れを拒否されたり、消費者から敬遠されるなど、いわき市の1次産業は甚大な被害を被っており、生産をやめてしまう生産者、廃業してしまう加工・流通業者が後を絶たない。さらに、工業製品でも製品のイメージが著しく低下し取引に影響のあることや、観光交流人口の激減により観光業も大きな打撃を受けている。
 
【事業の目的】
このような地域の課題はいわき市固有のものであり、解決に向けて地域の人々が地元に密着して長い時間をかけて取り組んでいく必要があります。人の出入りや多数の廃業、再生可能エネルギー事業の立ち上げなど、既存の産業に代わる新たな産業の芽として、社会的企業や社会企業人材の育成が必須であります。一方で、地域の課題が多いことはビジネスチャンスが多いということでもあります。このチャンスをとらえ地域の人が社会的企業を起業すること、NPOや社会的企業で働くスタッフを育成することを通じいわき固有の地域課題を解決し、東日本大震災からの復興に資することを目的とします。

 

主催・事務局

(1) 主催:いわきリエゾンオフィス企業組合
(2) 事務局:いわきリエゾンオフィス企業組合
(3) 事務局担当:諸橋 鑑一郎(もろはし かんいちろう)

 

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