ILO通信 No.122(2011年8月27日発行)
2011-08-27
東日本大震災から半年が経過しようとしています。
今、いわきのまちはどんな状況でしょうか?道路が混んでますね? 小売店に活気がありますね? 飲食店が盛況ですよね? そう、いわき市内はちょっとしたバブルのような状態です。
バブルとは、モノの価値より価格が上回った状態のことです。いわき市は相双地区から避難や移住してきた人や、原発関係者などにより人が増えています。土木や建築、不動産、飲食店など需要が供給を上回っているので価格が上昇傾向にあるのです。しかし、原発の影響で観光や一次産業のように大きく業績が悪化しているのが本当いわき市の姿かもしれません。このままバブルのような状態が続き、何の努力もせずに儲かってしまうと、バブルがはじけたときに大変なことになってしまいます。次の時代には生き残っていけないでしょう。
本当の意味での復興を考えましょう。バブルに振り回されずに、次の時代をしっかりと見据えてビジネスを革新していく必要があります。ILOはいわきが豊かで楽しい地域になっていくための復興を考えていきます。
ILO通信_第122号 PDFファイル
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