ILO通信 No.9(2001年11月20日発行)

2001-11-20

**ILO通信 No.9(2001年11月20日発行) [#nb7cf402]
***「21世紀の計は2001年にあり」 [#o8dec88b]
“一年の計は元旦にあり”と言われます。「何事も初めが肝心だから、しっかりした計画を立て、着実に実行せよとの戒め。(旺文社・故事ことわざ辞典より)」という意味だそうです。

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折しも、今年、2001年は21世紀最初の年。21世紀100年分の計画を今年一年で、なんて大それたことはちょっと無理かもしれませんが、20世紀の自分を振り返るとともに、21世紀の人生設計を考えてみるのには良い機会ではないでしょうか。

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さて、その2001年もあと1ヶ月余りとなりました。「21世紀」というキャンバスにどんな絵を描きますか?
***ILO ホームページが新しくなりました [#ae998f25]
事務所のオープンに合わせて、ILOのホームページをリニューアルしました。ILOの趣旨を図式化したことで、親しみやすくなったのではないでしょうか?メニューを別枠に設け(フレーム化)、見易さもアップ。 まだ工事中のところもありますが、順次新しいページに作り変えていきたいと思います。

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ホームページに対するご意見・ご感想も、随時募集していますので、よろしくお願いします。
***XML研究会より [#j21fefc6]
「なぜ今XMLなのか?」
 MLと聞いても、その活用範囲の広さの割に、具体的な事例に接する機会を、少なく思う方が多いのではないでしょうか?XMLは、実稼働の少ない机上の技術なのでしょうか?

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実は、すでに私たちの日常生活に直接関わる様々なコンテンツのバックグラウンドに、XMLが使用されているのです。特に情報を共有することが大きな利益となる分野での利用が顕著です。

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行政の分野では、1997年に電子政府が計画され、その実現の為に現在XMLでのフォーマット統一化が急ピッチで進められています。医療分野では、電子カルテの記録と流通にXMLを利用しています。当然これらの機関と情報のやりとりをする企業においてもXMLが使われます。

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このように、ほんの一例を見るだけでも、XMLが今後の普及に向けて、後戻りの出来ない段階に来ていることが理解できるでしょう。

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今、XMLについて学び、その技術を身につけ、XMLを用いたシステムを研究することは、更なる情報化社会を迎えるにあたって大きな布石となるのです。
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みなさんもいわきXML研究会で一緒に勉強しませんか?
RIGHT:(IXI事務局 竹田 洋一)
***連載 起業Q&A [#mbbaa022]
今月から「起業Q&A」コーナーを新設いたしました。起業に関する質問がありましたら、e-mail、FAX、郵便で<<連絡先>>までお寄せください。

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ILOのスタッフがご指定の方法で回答いたします。もちろん秘密は厳守いたします。なお、質問が本紙に採用されました方には記念品を差し上げます。(紙上匿名可)

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#hr
>”Q:友人3人でIT関連の事業を開業する予定なのですが、資金調達の方法がわかりません。何か良いアドバイスをお願いいたします。”

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>”A: 資金調達方法には、自己資本(出資、株式発行)、他人資本(銀行や知人等からの借入金、社債)、公的機関の補助金等があります。”

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>自己資本は返す必要の無いお金であり、一般的に開業資金の20〜40%は自己資金で調達すべきだと言われています。
>他人資本は必ず返す必要があり、約束が守れない場合、破産、信用失墜に陥ることになりかねません。また、返済義務、金利や配当など提供者への支払義務、企業情報公開義務などが発生します。それらを満たすためには、利益から支払うこととなり、利益計画と、その元となる事業計画(ビジネスプラン)が必要となります。

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>補助金は公共機関等が資金調達ができるよう支援する公的制度です。半額程度の返済が必要ですが、返済負担は軽いので、可能であればぜひ利用した方が良いでしょう。

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>いわきリエゾンオフィス、商工会議所、商工会の創業者相談窓口も、独立開業のためのアドバイスや公的支援制度の説明などをしてくれるので、利用してみると良いでしょう。

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RIGHT:(ABC情報館 佐藤フロンズ)
***特別寄稿 [#gf559c79]
>”ITコーディネータ・中小企業診断士  佐藤 直美”

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4月より開催準備を進めて参りましたIBPC2001も、9月28日の最終審査を終え、無事に幕を閉じることができきました。いわきでは初めてのイベントでしたし、私自身がこのようなイベントのプロデュース自体初めてだった事もあり、大変苦労しました。

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沢山の方にイベントを知って頂きたくて、ラジオや新聞、インターネットを使い広報して来ました。ILOの設立趣旨や、なぜ今ビジネスプランコンテストなのか?をお話しました。また、自分の夢を形のあるプランにして頂きたくて、ビジネスプランの書き方について説明会を開いたり、ひな型を準備してできるだけ簡単に応募できるようにと側面から支援をして来ました。

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プレゼンテーションをして頂いた3名の方々の熱意あふれる発表に接し、それまでの苦労が報われた気持ちでいっぱいでした。特に、ただでさえ緊張するはずの発表なのに、審査員の方々を前にしっかり自己アピールする女性(しかも主婦)のパワーにはびっくりしました。ぜひ、プランの実現に向けて頑張って頂きたいと思います。

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来年もIBPC2002として継続開催する計画です。いわきの名物イベントとして、幅広い方々から応募頂けるようにしたいと思っています。今回の反省を踏まえ、沢山の方に応募して頂けるような仕掛けを企画中です。

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このコンテストから、若い人や女性、学生や中高年の方など、多様な起業家が輩出され、いわき市を少しでも元気にして行ければと思います。パワーアップして開催されるIBPC2002に乞ご期待!

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最後にこの場をお借りして、ご後援を頂いた各社様(いわき電子株式会社様、富士通株式会社様、株式会社諸橋様、平南建設株式会社様、デザインらぼ・U様)に、厚く御礼申し上げます。

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