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いわき民報連載記事 IBPC2007

いわき民報 2007年8月4日掲載
第1回:コンテストの門を叩いてみよう!!

「いわきを豊かで楽しくしたい・・・という思いで始めたいわきビジネスアイディア・プランコンテスト(IBPC)(実行委員会主催)も今回で、第7回を迎えた。

いわきを豊かで楽しくする方法は、いくつもある。ノリノリのイベントを開催すること、駅前再開発ビルラトブ(Latov)をオープンさせること、教育を充実させること、NPOなど公益市民活動を活発にすることなど。

第7回いわきビジネスアイディア・プランコンテスト2007(IBPC2007)は、ビジネスに結びつくアイディアとプランを募集し、いわきを産業や経済の面から、わくわくどきどきさせることが目的だ。元気な地域では、元気な会社や店舗があるものだ。

「どうして、東京なの?」「東京には、魅力的なお店や会社が一杯あるから」 そうかもしれない。事実、東京への一極集中は加速しているように見える。それでよいのか?
否。東京へ電力や食料を供給しているのは、私たちではないか。
いわきの大地にしっかり立つべき時が着ているのではないか。時機到来である。

コンテストの標語を紹介しよう。
「あなたのプランとアイディアで、いわきを楽しく豊かに――!」「いわき発 つかめ!起業チャンス」そして、「賞金50万円に、夢をぶつけろ!!」応募者全員にさまざまな支援策を用意している。

コンテストに応募することは、大袈裟に言えば、いわきの進路、自分の進路を切り開くことだ。コンテストという削岩機で切り拓いていこうではないか。

コンテストの門を叩き、いわきを豊かで楽しくしていこう。


募集期間は、10月15日(月)まで。詳しい内容と応募用紙などは、ホームページに掲載してある。


http://www.iwaki-liaison.co.jp/IBPC2007/


電話での問合せは、事務局のいわきリエゾンオフィス企業組合まで。電話(46-2720)。


いわき民報 2007年8月11日掲載
第2回:企業・起業の「業」とは、何か?

定番の『新明解漢和辞典第4版』(三省堂)で、「業」を引いてみた。

「つとめ。しごと。知識や技術」とある。
企業・職業・学業・生業(なりわい)・事業に「業」がつく。農業・林業・漁業にも。「業」とは、人が生きること、そのことのようだ。

時代が変われば、新しい生き方が必要だ。
新しい生き方を創造することが、起業(アントレプレナーシップの具現化)なのだろう。
人は、狩と採取から、農業と林業を創造した。まさしく、起業だ。産業革命は、企業を生み出した。時代の閉塞をこじ開ける削岩機は、「起業」なのだろう。業を起すということだ。

第7回いわきビジネスアイディア・プランコンテスト2007(IBPC2007)の目的は、次世代の産業群・企業群を生み出す種子を見つけ、起業家精神の喚起と育成、新規開業者や起業家(アントレプレナー)の輩出、企業の設立だ。なにやら、面倒くさいことを言っているが要するに、今がつまらなければ、そんなことで詰まっていないで、新しい「業」を創造しよう、発明しようということだ。人は、いつの時代もそのようにしてきた。人の歴史は、業を起こし続ける歴史だ。

IBPC2007は、ビジネスプラン部門とビジネスアイディア部門の2部門で募集している。プランはギラギラ、アイディアはキラキラ光ればよい。
関心か興味を持ったならばホームページにアクセスして、開催要項、過去の情報、応募用紙などをダウンロードしてみることだ。
IBPC2007への応募がスタートラインだ。

審査委員会(委員長・大内一也システムフォワード代表取締役)が、厳しくも暖かい視線で審査を行う。


詳しい内容と応募用紙などは、ホームページに掲載してある。


http://www.iwaki-liaison.co.jp/IBPC2007/

電話での問合せは、事務局のいわきリエゾンオフィス企業組合まで。電話(46-2720)。  



いわき民報 2007年8月18日掲載
第3回:ビジネスとは、「実業」

第7回いわきビジネスアイディア・プランコンテスト2007(IBPC2007)には、ビジネスプラン部門とビジネスアイディア部門の二つがある。共通しているのはビジネスだ。

定番の『新明解国語辞典第6版』(三省堂)で「ビジネス」を引くと、実業とある。
「実業」とは、商品・サービスを企画開発し、生産・流通させ売買することだ。
ビジネスアイディアとは、こんな面白い、あるいは新しい商品・サービスを思いついた、既存の商品・サービスとはこの点が違う、ここに特徴がある、こんな人(消費者)が購入してくれるだろう、ということを応募用紙に記載する。

ポイントは、消費者の不便を改善し、新しいニーズを掘り起こすことができるアイディアかどうかだ。実業でいうところの企画開発段階だ。

できれば、新しい商品・サービスに名前(商標)をつけ、松竹梅(大きさの大中小、価格の高低など)の品揃えをし、類似商品を参考にして価格を設定すると、アイディアがずいぶんと具体化する。

ビジネスプランは、もう一歩前に進む。
実業でいう、生産・流通・売買(営業・販売・宣伝)までを含む。どのように生産し、誰がどのように営業・販売するかを、応募用紙に記載する。事業を立ち上げるためのプラン作りだ。アイディアをしっかり揉むとプランになる。

ポイントは、どのように生産するか、生産設備(工場・機械など)をどうするか、どのくらい設備に予算がかかるのか、必要とする予算をどのように工面するか、などだ。サービスの場合は、誰が、どこで(店舗など)、誰に向けて提供するのかが大事だ。
アイディアとプランをひねり出すプロセスも楽しみたい。


詳しい内容と応募用紙などは、ホームページに掲載してある。

http://www.iwaki-liaison.co.jp/IBPC2007/

電話での問合せは、事務局のいわきリエゾンオフィス企業組合まで。電話(46-2720)。

いわき民報 2007年8月25日掲載
第4回:アイディアをノートに転記

トイレやシャワータイム、寝付けぬ時とか運転中、糞面白くない朝礼・会議や泥酔して階段を踏み外した瞬間。アイディアはそんな時に、脳みその奥から沸騰するものだ。

そして、夏井川の泡のように消える。

ビジネスアイディアにするには、どうしたらよいのか。どうすべきなのか。

まず、ICレコーダーを常備することだ。運転中であればICレコーダーのスイッチを入れ、思いついたアイディアをべらべら独り言。アイディアの骨子、思いついた背景、ビジネスに結びつけるための工夫などをと録音することだ。

宴席と寝床では、携帯メールが威力を発揮する。思いついたアイディアを、自分宛に送信すれば良い。メモを取れる状態であれば、A4三分の一のメモ用紙にメモることだ。

だが、それだけでは、アイディアはビジネスアイディアにならない。
書き留めたアイディアを、定番の「コクヨA4ノート(品番ノ-201A)」に転記しなければならない。
見開きの左のページに転記し、右のページに関連する情報を追記していくのだ。
関連する情報は、インターネットで検索しても良いし、後日、たまたま見つけた情報でも良い。これらの断片を、つなぎ合わせていくのだ。すると、思い付きが徐々に、炙り出しのように形になっていく。

もちろん、捨てるアイディアもたくさんある。捨てるものが多いほど、研ぎ澄まされたビジネスアイディアが残るという寸法である。
そのためにも、アイディアは、強制的に吸い出す必要がある。アイディア出しの自己ノルマだ。IBPC2007期間中、期間限定で一日一アイディアを敢行してみよう。ビジネスアイディアの地平線が明るくなるはずだ。


詳しい内容と応募用紙などは、ホームページに掲載してある。

http://www.iwaki-liaison.co.jp/IBPC2007/

電話での問合せは、事務局のいわきリエゾンオフィス企業組合まで。電話(46-2720)。


いわき民報 2007年9月1日掲載
第5回:プランの練り方・まとめ方

ビジネスプランを日本語に訳せば、事業計画、事業の設計図となるだろか。

プランの柱は、生産と販売だ。
どんなプラン=事業計画も、お客様に商品やサービスを提供し、対価を得ることで成立している。当たり前のことだ。この商品・サービスをどのように生産するのかをまず、真剣に考えなくてはならない。

もちろん、アイディアの段階で、どんな商品・サービスで事業を行うかは決まっていることが前提だ。

原材料の仕入れ、設備や工場、事務所、従業員や技術者をどうするかなど。保健所・消防署の許可などが必要かどうか。
目標とする売上高を設定し、その売上高を達成するには、どのくらいの規模で生産すべきかをしっかりと計算しなければならない。できれば、新しい生産方式も考えてみたい。

見落としがちなのだけれど、すべてを自社生産しなければならないということではない。協力工場で委託生産ができれば、事業を始めるときの負担軽減になる。仲間作りも大切だ。

商品の生産や仕入れ販売を伴わない、新しいサービス業でも、「サービス」を生産するという考え方をとりたい。
次は、誰に(どんなお客様に)、誰が、どのように販売するのかを考えることだ。営業の方法、店舗の構え方、宣伝、販売促進など。ホームページを開設して販売するといった安易な方法は通用しない。

自分が生産した商品・サービスを、主に買ってほしいお客様の顔を想像しながら計画を練る。「お客様の顔」が特効薬になる。技法としては、課金図(かきんず)を作成することだ。
課金図の作成方法は次回、紹介したい。


詳しい内容と応募用紙などは、ホームページに掲載してある。

http://www.iwaki-liaison.co.jp/IBPC2007/

電話での問合せは、事務局のいわきリエゾンオフィス企業組合まで。電話(46-2720)。

いわき民報 2007年9月8日掲載
第6回:課金図

A3(横420ミリ×縦293ミリ)の白紙を用意する。二つ折りにして、真ん中に折り目を入れる。折り目の上部に課金図(かきんず)と書いて、その下にビジネスプランの名称を書き込む。

次に、左半分・右半分の各々の真ん中に、人形を書き込む。左の人形は事業を行う人、右側の人形はお客様だ。そして、左右の人形の間に、長方形を3つ、大き目の楕円形を1つ書く。

1つ目の長方形には、「どのようにお客様を見つけるか」、その方法を書き込む。
見つける、リピーターになってもらう、増やす。違った層のお客様へのアプローチなど。
同時に、お客様人形の下に、自分が行おうとしているビジネスプランに相応しいお客様のイメージを書き込む。たとえば、30代の働く女性とか、飲食店を経営している人とか。

2つ目の長方形には、「どのようにお客様に販
売するか」を書く。広告・宣伝の方法、営業の仕方、直販なのか代理店に任せるのか、試供品を提供するのかどうか。店舗の立地・流通なども含まれる。
一番大切なのは、お客様からの注文を、どのように受け、整理し、生産や発送の業務につなげていくかの観点だ。

3つ目の長方形には、「どのようにお客様に代金を払ってもらうか」を書く。代金回収の方法を考えるというのではない。お客様は、何に代金を支払ってくれるのか、そのことを考えるということだ。

楕円形には、応募しようとしているビジネスプランに相応しい情報システムを書く。
ホームページだけが情報システムではない。高額な予算をかける必要もない。表計算ソフトレベルでも充分にできる情報システムがある。肝心なことは、その視点を持つことだ。

実際の課金図は、もう少し精巧なのだが。


詳しい内容と応募用紙などは、ホームページに掲載してある。

http://www.iwaki-liaison.co.jp/IBPC2007/

電話での問合せは、事務局のいわきリエゾンオフィス企業組合まで。電話(46-2720)。
 


いわき民報 2007年9月15日掲載
第7回:応募手続きを始めよう

第7回いわきビジネスアイディア・プランコンテスト2007(IBPC2007)の応募締切日が迫ってきた。
10月15日(月)だ。メール添付か、郵送でお願いしている。

応募の手続きを具体的に説明したい。まず、ホームページにアクセスし、左の一番上にある開催要項を読んでみよう。面倒なことが書いてあるようだが、IBPC2007の概要を説明している。プランとアイディアの2部門から、自分が応募する部門を選ぶことから始まる。

部門を選んだら、やはりホームページから応募用紙をダウンロードしよう。応募とは、この応募用紙に必要なことを記載することだ。いきなりWord文書に入力するよりも一旦、プリントアウトして応募用紙を何回か熟読した方が良い。応募用紙のどこの部分に何を書いたら良いか、全体の構成を整えるためだ。

内容的なことが大切なことは勿論だが、意外に重要なのは、「名称」だ。審査委員の心に残る名称を考えるべきだ。子どもに名前をつけるときの心境だろうか。いくつもの案を出し、内容を一言ですっきり表す名称をつけることだ。場合によっては、世相や技術的なトレンドに敏感な単語を使うと良い。

また、文章をダラダラ書くよりは、箇条書きにまとめるべきだ。業界や技術的な専門用語には、簡単な注釈を入れると親切だ。
図や表を、PowerPointやExcelで作成し、Word文書に貼り付けると見やすい応募用紙になる。
ぜひ、試みてみよう。

実行委員会事務局では今回、「コンテスト応募者サポート窓口」を開設している。応募用紙の書き方、アイディアやプランの練り方など、応募手続きに関する全てのことに相談にのっている。メールでの受付けは、ibpc2007passion@freeml.comだ。是非、活用して応募手続きを進めてほしい。


詳しい内容と応募用紙などは、ホームページに掲載してある。

http://www.iwaki-liaison.co.jp/IBPC2007/

電話での問合せは、事務局のいわきリエゾンオフィス企業組合まで。電話(46-2720)。
 



いわき民報用原稿 2007年9月22日掲載
第8回:審査方法について

応募締切日の10月15日(月)を前にして、作品が届き始めた。実行委員会としては嬉しいことだ。

第2回審査委員会を9月19日開催し、審査方法、審査基準などを決めた。
冒頭、大内一也委員長(システムフォワード代表取締役)から、「いわきを元気にするためにも、良いプラン、面白いアイディアを発掘したいですね」と挨拶があった。

前委員長の庄司秀樹さん(東洋システム代表取締役)からは、「審査の眼目は、応募者の熱意を見極めることです」と審査の心構えが開陳された。

審査は、1次審査(書類審査)と2次審査(公開審査)で行われる。アイディア部門は、書類審査のみ。最終決定は、表彰式当日だ。プラン部門は、書類審査で5点程度に絞り、2次審査を行う。
2次審査は11月10日(土)13時から、いわき市中央台公民館にて公開で審査を行う。

まず、パワーポイントを用いた20分のプレゼンテーション。続いて、審査委員からの質問、そして公開審査に参加した一般の人からの質問も受付ける。

審査項目は、実現性・市場性・地域性・新規性(あるいは独創性)など。地域性とは、絶対ではないが、いわきの地域資源(人・モノ・コト・仕組)を活用しているかどうかを観る。いわきを元気にするために、何か、いわきの資源を有効に使いたいという願いだ。
審査項目・審査基準・配点表を、今回初めてホームページに掲載した。
締切日が迫ってきた。応募用紙を書いていて不明点がでてきたら、「コンテスト応募者サポート窓口」を利用してほしい。書き方や内容に関することも受付けている。メールでの受付けは、ibpc2007passion@freeml.comだ。


詳しい内容と応募用紙などは、ホームページに掲載してある。

http://www.iwaki-liaison.co.jp/IBPC2007/

電話での問合せは、事務局のいわきリエゾンオフィス企業組合まで。電話(46-2720)。
 

いわき民報用原稿 2007年9月29日掲載
第9回:審査方法について

彼岸も明けた。月下、プランやアイディアを練るにも良い季節になった。応募予定者にとっては、締切日の10月15日(月)まで、熟慮が続くことになる。

過日、「コンテスト応募者サポート窓口」(ibpc2007passion@freeml.com)へ、こんな投稿があった。「応募することの意義って、何でしょうね?」

コンテストは、近い将来、あるいは遠い将来でも良いので、何か事業を始めようとしている人を対象としている。自分の今もっているアイディアや技術で起業を希望している学生、仲間とお店の開店を計画している主婦のグループ、独立を夢見るサラリーマン、定年退職を機会に長年温めてきた夢を実現させたいシニアなどだ。

もちろん、こんな面白いアイディアをもっているので是非、紹介したいという人、こんなビジネスプランは成立するのかしらと考えている人も、大いに結構だ。
コンテストの第1の意義は、プランやアイディアを応募用紙にまとめることにある。資料を集め、系統立てて考え、不備なところを補わなければならない。応募用紙の欄の中には、今まで考えていなかった項目もあるに違いない。その欄を埋めることに意義がある。

そして、コンテストに応募し、勝つことだ。「賞金50万円に、夢をぶつけろ!!」が、コンテストの標語だ。
第2の意義は、コンテストに応募することで、自分のアイディアやプランに、「第三者の目」を入れることができることだ。審査委員に見てもらうことで、熟度が高まっていく。

このコンテストでは、応募全員へコンテスト終了後も、個別相談、起業支援や交流会などさまざまな支援策を用意している。単なる勝ち負けを争うわけではない。人の輪を広げることができるのも応募する意義の一つだろう。


詳しい内容と応募用紙などは、ホームページに掲載してある。

http://www.iwaki-liaison.co.jp/IBPC2007/

電話での問合せは、事務局のいわきリエゾンオフィス企業組合まで。電話(46-2720)。

いわき民報用原稿 2007年10月6日掲載
第10回:入賞者・応募者への特典

福島県には阿武隈川が、いわき市には夏井川が流れ、第7回いわきビジネスアイディア・プランコンテスト2007では、ルビコン川を渡らなければならない。泳法はフリースタイルだ。

入賞者・応募者への特典を紹介しよう。

プラン部門最優秀者には、賞金50万円を贈る。その上で、審査委員や中小企業診断士などから、起業に向けての質の高い支援を提供する。入賞者の立場に立ち、一緒に事業を立ち上げていくことを信条としている。ハンズオンという。

アイディア部門の入賞者には、富士通製ノートパソコンを贈る。更に、アイディアをプランに高めたい応募者には、ステップアップ奨励金制度による奨励金を提供する。アイディアを磨くには、良いチャンスになるはずだ。

入賞の有無に係わらず応募者全員を対象として、インキュベーションルーム(事業を立ち上げるための準備室)の提供を行う。

事業を始めようとするときに、最初に問題になるのが資金だ。ある程度の自己資金を用意した上で、開業・起業のためには借入れも必要になる。借入れを計画している応募者には、ひまわり信用金庫(台正昭理事長)を紹介し借入れのサポートを行う。

出資(会社を設立するときに必要となる資本金の一部を受け持つこと)については、IBPC2007実行委員会事務局であるいわきリエゾンオフィス企業組合が担当する。これまでも多くの事業に出資している。是非、活用したいものだ。

そのためにもルビコン川を渡らなければならない。泳法についての質問は、「コンテスト応募者サポート窓口」(ibpc2007passion@freeml.com)で受付けている。

期限が、10月15日(月)と迫ってきた。


詳しい内容と応募用紙などは、ホームページに掲載してある。

http://www.iwaki-liaison.co.jp/IBPC2007/

電話での問合せは、事務局のいわきリエゾンオフィス企業組合まで。電話(46-2720)。


 
いわき民報用原稿 2007年10月13日掲載
第11回:公開審査・記念講演・表彰式

第7回いわきビジネスアイディア・プランコンテスト2007(IBPC2007)の応募締切日は、10月15日(月)だ。当日の消印があれば有効だ。応募用紙と格闘しながら、粘ってみよう。輝くに違いない。

まず、審査委員会(委員長・大内一也システムフォワード代表取締役)が1次審査(書類審査)を行う。アイディア部門の入賞候補とプラン部門の2次審査への通過候補を選ぶ。

その上で11月10日(土)13時から、いわき市中央台公民館(中央台飯野4-5-1)で、公開審査・記念講演・表彰式・交流会を開催する。

公開審査では、プラン部門で1次審査を通過した応募者による、パワーポイントを使用した15分程度のプレゼンテーションが行われる。その後、審査委員による質疑がある。公開審査に参加した一般の人の質問も受付ける。公開審査に参加した人の中から5名に、図書券をプレゼントする。

審査委員が採点している間に、記念講演を行う。講師は、リニアモーション(直動式)システム開発の国内有数のメーカーで、2006年2月にベトナム・ホーチミンに最新鋭の工場を稼動させた竹内精工株式会社の代表取締役竹内三男さんだ。演題は、「私の履歴書−川崎、いわき、アメリカ、そしてベトナム」を予定している。IBPC2007応募者には興味津々の内容のはずだ。

表彰式に続いて、応募者、公開審査参加者、審査委員などによる交流会を行う。応募の苦労、審査の裏話など、話題は豊富だ。交流会で人の輪を広げ、アイディアとプランを一気に花咲かせた人もいる。

「コンテスト応募者サポート窓口」(ibpc2007passion@freeml.com)は、締切日の10月15日(月)24時まで開いている。


詳しい内容と応募用紙などは、ホームページに掲載してある。

http://www.iwaki-liaison.co.jp/IBPC2007/

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いわき民報用原稿 2007年10月20日掲載
第12回:応募数アイディア16件・プラン10件

10月15日(月)24時で、第7回いわきビジネスアイディア・プランコンテスト2007(IBPC2007)の応募を締め切った。

アイディア部門に16件(昨年43件)、プラン部門に10件(5件)の応募をいただいた。69歳から19歳まで、各世代からの力作だ。実行委員・審査委員一同感激している。応募者に感謝したい。

アイディア部門が昨年多いのは、特定個人によって30件近い応募があったためだ。応募者数は、両部門とも今年の方が多い。実質的に、昨年を上回る盛況と考えている。応募者の名前を伏せた上で、作品内容の概要をホームページに公開した。

公開審査・記念講演・表彰式・交流会を11月10日(土)13時から、いわき市中央台公民館(中央台飯野4-5-1 )で開催する。

一般の人も、公開審査に参加することができる。公開審査は、プラン部門1次審査通過者によるプレゼンテーションと審査委員による質疑で行う。司会者が、「会場の人で質問はありませんか」と振るので、積極的に参加してほしい。また、全ての参加者に「採点表」を渡すので、自分なりの観点と基準で採点してほしい。参加者の中から数名の人に、交流会の席で、5000円相当の図書券を贈呈する。

審査委員の採点結果と、食い違いが出ることが面白い。多彩であること、いろいろな視点があること、そのことを互いに認め合うことこそ、地域の産業エネルギーを産む源泉だ。

一般参加者による採点結果は、交流会の席で発表する。「審査委員の意見とは違いますが、私は・・・と考えます」この瞬間、審査委員も緊張する。参加者から拍手喝采だ。和気藹々とした雰囲気から、次回IBPC2008の芽が芽生える。

IBPC2007からIBPC2008へ確実にバトンがリレーされる。


公開審査と応募作品の概要などは、ホームページに掲載してある。

http://www.iwaki-liaison.co.jp/IBPC2007/

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いわき民報用原稿 2007年10月27日掲載
第13回:起業と事業再生(TAM)

第7回いわきビジネスアイディア・プランコンテスト2007(IBPC2007)は、いわき駅前再開発ビル「Latov(ラトブ)」誕生の年のコンテストとして記憶されるだろう。10月25日オープンのラトブが産業振興と経済活動の拠点になることを期待したい。

コンテストの目標は、次世代の産業群・企業群を生み出す種子を見つけ、起業家精神の喚起と育成、新規開業者や起業家(アントレプレナー)の輩出、新しい会社の設立だ。「次世代」「企業家精神」「アントレプレナー」とあるように、未来を志向した新しい事業体を想定している。

しかし、地域産業と経済活動は、そのほとんどを既存の事業体で担っている。このことは、どの時代も、どの地域でも同じことである。今日の地域経済の疲弊は、既存の事業体の疲弊でもある。コンテスト活動を通して、既存の事業体に、もっと注目すべきではないかとの反省も湧き上がってきた。

新しい事業体を創出させる「起業」と、既存の事業体を元気にする「事業再生」だ。事業再生は、ターンアラウンド・マネジメント(TAM)の手法で行う。次年度のコンテスト(IBPC2008)では、このことを踏まえて、開催要項を企画したい。

実行委員会では、IBPC2008に対する提案・希望・意見を聞くための窓口を開設した。アドレスは、ibpc2008passion@freeml.comだ。

現在、7人の審査委員が応募作品を1次審査(書類審査)している。10月30日に、第3回審査委員会を開催し、アイディア部門の入賞候補とプラン部門の1次審査通過作品を決定する。

そして、いよいよ、公開審査・記念講演・表彰式・交流会だ。
11月10日(土)13時から、いわき市中央台公民館(中央台飯野4-5-1 )で開催する。わくわくと楽しみたい。


公開審査と応募作品の概要などは、ホームページに掲載してある。

http://www.iwaki-liaison.co.jp/IBPC2007/

電話での問合せは、事務局のいわきリエゾンオフィス企業組合まで。電話(46-2720)。